新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
株式会社スシローグローバルホールディングス
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 9
2.沿革 ……… 13
3.事業の内容 ……… 15
4.関係会社の状況 ……… 16
5.従業員の状況 ……… 17
第2 事業の状況 ……… 18
1.業績等の概要 ……… 18
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 20
3.対処すべき課題 ……… 21
4.事業等のリスク ……… 23
5.経営上の重要な契約等 ……… 31
6.研究開発活動 ……… 31
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 32
第3 設備の状況 ……… 36
1.設備投資等の概要 ……… 36
2.主要な設備の状況 ……… 36
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 38
第4 提出会社の状況 ……… 39
1.株式等の状況 ……… 39
2.自己株式の取得等の状況 ……… 66
3.配当政策 ……… 66
4.株価の推移 ……… 66
5.役員の状況 ……… 67
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 72
第5 経理の状況 ……… 78
1.連結財務諸表等 ……… 79
2.財務諸表等 ……… 149
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 162
第7 提出会社の参考情報 ……… 163
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 163
2.その他の参考情報 ……… 163
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 164
第三部 特別情報 ……… 165
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 165
第四部 株式公開情報 ……… 166
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 166
第2 第三者割当等の概況 ……… 181
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 181
2.取得者の概況 ……… 184
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 188
第3 株主の状況 ……… 189
[監査報告書] 巻末
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 2017年2月22日
【会社名】 株式会社スシローグローバルホールディングス
【英訳名】 Sushiro Global Holdings Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 水留 浩一
【本店の所在の場所】 大阪府吹田市江坂町一丁目22番2号
【電話番号】 06(6368)3220
【事務連絡者氏名】 取締役 ジョン・ダーキン
【最寄りの連絡場所】 大阪府吹田市江坂町一丁目22番2号
【電話番号】 06(6368)3220
【事務連絡者氏名】 取締役 ジョン・ダーキン
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
(はじめに)
当社は、1984年10月23日に設立された株式会社すし太郎(以下「旧株式会社あきんどスシロー」という。)を前身 としております。旧株式会社あきんどスシローは、すしを通して人々の暮らしを豊かにすることを経営理念に掲げ、 より多くのお客様に良質かつ低価格なすしを味わっていただくために積極的に店舗展開を行うことで、日本の伝統食 すしの発展に寄与することを目標としてまいりました。2003年9月18日には、東京証券取引所市場第二部に株式上場 いたしました。
ユニゾン・キャピタル・グループに属する投資ファンドにより設立されたエーエスホールディングス株式会社は、 2008年9月に旧株式会社あきんどスシローのマネジメント・バイ・アウト(以下「MBO」という。)を発表し、株式 の公開買付け(以下「本公開買付け」という。)を実施いたしました。本公開買付けは、2008年11月10日に成立し、 これにより旧株式会社あきんどスシローは、エーエスホールディングス株式会社の子会社となり、2009年4月1日に 東京証券取引所市場第二部の株式上場を廃止いたしました。エーエスホールディングス株式会社は、2009年5月31日 を効力発生日として旧株式会社あきんどスシローを消滅会社とする合併を行い、同日付でエーエスホールディングス 株 式会 社の 商号 を株 式会 社あ きん どス シロ ー( 以下 「前 株式 会社 あき んど スシ ロー 」と いう 。) に変 更い たし まし た。
その後、主要株主がユニゾン・キャピタル・グループ等からペルミラ・アドバイザーズ・グループが助言を提供す るペ ルミラ ・ファ ンド
※1
に 異動す るにあ たり、 ペ ルミラ ・ファン ドによ り2012年7月 31日に設立 さ れたCEILジ ャパ ン株式会社は、2012年9月28日に前株式会社あきんどスシローの全株を取得し、同社を子会社といたしました。CEIL ジャパン株式会社は、2013年1月1日に前株式会社あきんどスシローを消滅会社とする合併を行い、同日付でCEILジ ャパン株式会社の商号を株式会社あきんどスシローに変更しております。
株式会社あきんどスシローは、2015年3月31日に単独株式移転により、株式会社あきんどスシローホールディング スを設立、持株会社体制に移行し、同社は2015年10月1日付で商号を株式会社スシローグローバルホールディングス に変更し、現在に至っております。
さらに2015年10月1日に新業態の開発を行う目的で、株式会社あきんどスシローから新設分割により株式会社スシ ロークリエイティブダイニングを設立し、同日に株式会社スシロークリエイティブダイニングが発行する全株式を株 式会社あきんどスシローから当社に株式譲渡しております。
※1 ペルミラ・ファンドはペルミラ・アドバイザーズ株式会社又はその関係会社(ペルミラ・アドバイザーズ・グ ループ)が助言を提供するファンドであり、ペルミラ・ファンドが全株式を保有するSardilux S.à r.l.を通じ、当 社の親会社であるConsumer Equity Investments Limitedの株式の過半を間接的に保有している。
(1)株式会社すし太郎の設立と株式会社あきんどスシロー(旧株式会社あきんどスシロー)への商号変更 旧株式会社あきんどスシローは、創業者の清水義雄氏が1975年7月に大阪市阿倍野区において、個人ですし店
(回転寿司ではなく、職人が客の注文に応じてすしを握るスタイルの店舗)を開業したことに始まります。その 後、大阪市内においてテイクアウト専門店を開業する等の変遷を経て、1984年10月23日、回転すし店の店舗展開を 目的とする株式会社すし太郎が大阪府豊中市に設立されました。その後、1999年8月1日に、株式会社すし太郎
(代表取締役:清水義雄)を存続会社、清水義雄氏の実弟である清水豊氏が代表取締役を務めていた株式会社すし 太郎(本社:大阪府吹田市)を消滅会社とする合併が行われ、2000年12月に商号を株式会社すし太郎から株式会社 あきんどスシローに変更し、「すしを通して人々の暮らしを豊かにしたい」という経営理念の下、お客様には高品 質で付加価値の高いサービスを継続的に提供するとともに、「回転すし総合管理システム」の導入などによる効率 性の追求を併せて行うことで、お客様満足度の向上に日々努め、2003年9月18日に東京証券取引所市場第二部に株 式上場いたしました。
(2)エーエスホールディングス株式会社によるMBOの実施
エーエスホールディングス株式会社は、旧株式会社あきんどスシロー(実質上の存続会社)株式の取得等を目的 として、ユニゾン・キャピタル・グループに属する投資ファンドにより2008年8月8日に設立されました。
旧株式会社あきんどスシローの取締役会は、ユニゾン・キャピタル・グループからの戦略的非公開化の提案内容 について、慎重に検討・協議した結果、当提案が従来の提携関係を超えた強固な資本関係を構築することで旧株式 会社あきんどスシローの企業価値向上を企図したものであり、旧株式会社あきんどスシローが掲げる中期経営計画 と整合するものであったことから、旧株式会社あきんどスシローの成長にとって極めて有意義であり、また本公開 買付けの買付価格及び諸条件は旧株式会社あきんどスシローの株主にとって妥当なものであると判断し、本公開買 付けについて、2008年9月24日開催の取締役会で決議し、賛同の意見表明をいたしました。
エーエスホールディングス株式会社は、2008年9月25日に旧株式会社あきんどスシロー株式等への公開買付けを 実施し、2008年11月10日に成立しました。これにより旧株式会社あきんどスシローは、エーエスホールディングス
株式会社の子会社となり、2009年4月1日に東京証券取引所市場第二部の株式上場を廃止いたしました。 その 後、エーエスホールディングス株式会社は、2009年5月31日を効力発生日として旧株式会社あきんどスシローを消 滅会社とする合併を行い、同日付でエーエスホールディングス株式会社の商号を株式会社あきんどスシロー(以下
「前株式会社あきんどスシロー」という。)に変更いたしました。
(3)ユニゾン・キャピタル・グループ等からペルミラ・ファンドへの主要株主の異動
CEILジャパン株式会社は、ユニゾン・キャピタル・グループに属する投資ファンド等が保有する前株式会社あき んどスシロー株式の全株を取得する目的で、ペルミラ・ファンドにより2012年7月31日に設立されました。
CEILジャパン株式会社は、LBO(Leveraged Buyout)を実施し、自己資金のほか金融機関からの借入約400億円の外 部資金調達を実施することで、ユニゾン・キャピタル・グループに属する投資ファンド等から前株式会社あきんど スシロー株式の全株を2012年9月28日に取得しました。連結財政状態計算書に計上されている借入金の一部、ブラ ンド53,596百万円及びのれん30,371百万円は当該子会社化により認識されたものであります。その後、CEILジャパ ン株式会社は2013年1月1日を効力発生日として前株式会社あきんどスシローを消滅会社とする合併を行い、同日 付でCEILジャパン株式会社の商号を株式会社あきんどスシローに変更しております。なお、2015年12月に資本政策 上の観点から自己株式250億株を総額250億円で取得しており(「第4 提出会社の状況 2 自己株式の取得等の 状況」をご参照ください。)、取得に要する資金を新規に借り入れております(「第2 事業の状況 7 財政状 態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) 財政状態の分析」をご参照ください。)。当該自己株式 は、2016年12月にそのすべてを消却しております(「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸 表 連結財務諸表注記 38.後発事象」をご参照ください。)。
のれんの減損については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク (22) 減損会計の適用に伴うリスク」及 び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 14.資産の減損」をご参照 ください。借入金については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク (23) 多額の借入金及び財務制限条項 への抵触に伴うリスク」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 17.借入金」をご参照ください。
(4)株式会社スシローグローバルホールディングスの設立
株式会社あきんどスシローは、2015年3月31日に単独株式移転により、株式会社あきんどスシローホールディン グスを設立し、持株会社体制に移行しました。また、株式会社あきんどスシローホールディングスは、2015年10月 1日付で商号を株式会社スシローグローバルホールディングスに変更し、現在に至っております。
以上の当社の事業運営主体の変遷を図示いたしますと次のとおりであります。
<当社の変遷>
(5)上場廃止の経緯
当社は、1984年10月に設立され、すしを通して人々の暮らしを豊かにすることを経営理念に掲げ、より多くのお 客様に良質かつ低価格なすしを味わっていただくためにすし事業を展開してまいりました。当社の業績は、2007年 頃まで順調に推移しておりましたが、国内の回転すし市場について中長期的な飽和状態が想定され、事業環境が厳 しくなることに鑑みて、2007年8月に株式会社極洋及びユニゾン・キャピタルグループとの戦略的業務・資本提携 を行い、中期経営計画を策定・公表いたしました。その後、2007年10月以降において、①原油高、穀物需要増によ る原価の高騰、②店長の管理監督者問題への世間的な注目の集まり、③相次ぐ食品関係の不祥事を契機とした消費 者からのクレーム・訴訟のリスク、④当社と同様の事業モデルを展開する競合他社による積極出店・既存店での値 引きも含めた激しい攻勢などにより、当社を取り巻く経営環境は当初想定していた以上に悪化し、2008年9月期の 通期業績予想の修正及び中期経営計画の見直しについて公表いたしました。
当社は、見直し後の中期経営計画に沿った成長を達成するために、組織力の強化と積極的かつ迅速な新規出店を 同時並行で実行するという難しい経営課題に直面いたしました。その際、当社がこのような激しい経営環境を乗り 越え、かかる経営課題を的確に解決していくにあたり、ユニゾン・キャピタル・グループから戦略的非公開化によ る抜本的な経営改革の提案がありました。当社としては、本提案に基づき中期的な視点から経営方針について改革
を行う体制を構築することが急務であると旧株式会社あきんどスシローの取締役会において判断し、MBOによる非 公開化という決断に至りました。
また、MBOの実施においては公開買付けを含む取引が少数株主にとって不利益なものとなっていないかが重要で あ るた め、 当社 は、 一般 投資 家 への 十分 な情 報開 示 に努 め る とと もに、旧 株式 会 社あき んど スシ ロー の 取 締役会 は、第三者算定機関及びリーガルアドバイザーからの情報を参考に当社の企業価値及び株主共同の利益の観点から 慎重に協議を行いました。これらの結果、公開買付価格1株当たり3,250円は、基準日(2008年9月22日)から過 去 1 ヶ 月 間 、 過 去 3 ヶ 月 間 、 過 去 6 ヶ 月 間 の 東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 二 部 の 終 値 に 対 し て 、 そ れ ぞ れ 約 6 5 % 、 約 61%、約50%のプレミアム、基準日の終値に対して69%のプレミアムを加えた価格であり、当社の株主にとって妥 当なものであると判断いたしました。
以上のことからMBOを実施し、2009年4月に東京証券取引所市場第二部の株式上場を廃止いたしました。
(6)上場廃止後の状況
当社はユニゾン・キャピタル・グループから出資を受けた2007年からの5年間を「第二の創業」期間として、非 上場化の目的を達成するために、従来まで実践してきた継続的な商品力の改善に加え、「人材」、「商品」、「店 舗」、「サービス」、「広告宣伝」及び「リスク管理」などのあらゆる側面でスシローとしての企業力を再強化す る経営革新を行いました。
さらに当社は、ペルミラ・ファンドから出資を受けた後の2012年からは、購買力を武器に厳選された素材による 高付加価値商品として1皿180円以上の商品提供を始めたほか、インターネットやモバイル・アプリケーションか ら気軽に予約・ネット注文ができるサービスの開始等の店舗の魅力を高める施策を実施したことに加え、店舗開発 力の強化による新規出店数の増加や店舗社員の作業の標準化、アルバイト・パートタイマーへの業務移管による店 舗運営効率化による更なる経営革新を実行いたしました。
「人材」への取り組みにより、職人気質をもった人材の多い企業であった当社(寿司のプロ)に経営コンサルテ ィングファームなど出身の取締役及び執行役員ら(経営のプロ)が参画するマネジメントチームを作り上げまし た。2009年10月からは、一般的に見られるトップダウンの「ピラミッド型」組織から、ボトムアップ方式の「逆ピ ラミッド型」組織、すなわちお客様及びお客様にサービスを提供する店舗従業員を社内における最上位として、経 営陣をはじめとした幹部役員はそれをサポートする組織を志向し始め、組織改革、現場従業員のモチベーション向 上を図りました。さらに店舗業績及び個人の評価を賞与額に連動させた店舗社員のインセンティブとして「マイル 制度」を導入、2011年10月からは店長への教育の場として「すし塾」を開催し、店舗従業員(社員及びアルバイ ト・パートタイマー)には教育研修のほか、店舗で成果を創出するための育成体系の見直しやキャリアステップに 応じた研修の実施、積極的なOJTにより習熟度合いを高めるなど、従業員のスキル向上に注力いたしました。
「商品」への取り組みにより、伝統的な寿司分野でないいわゆる「創作寿司」の分野で新メニューを投入し続け るとともに、2009年1月よりフライヤーを各店舗に順次導入し、揚げたての揚げ物をメニューラインアップに加 え、メニューの幅を広げました。2013年度からは高付加価値商品として厳選した食材を用いた1皿180円商品の提 供のほか、すしに合うラーメンの提供、デザートメニューの追加、押し寿司等のテイクアウト商品の拡充など、す しのみならずサイドメニューの充実化を図りました。また、スシローの購買力を活かした厳選素材を活用して1皿 280円商品の提供を開始したほか、980円での大皿提供の開始など高価格帯でさらに価値ある商品提供を実施いたし ました。
「店舗」及び「サービス」への取り組みにより、寿司に対する満足度と同様に、店舗の雰囲気、従業員の接客に よって得られる「体験価値」を上げるための投資を行いました。2008年度から2016年度の間に259店舗のリニュー アル改装などを行い、それと同時に販売促進と店舗従業員の教育(接客専門家による社内研修、コミュニケーショ ン向上を図るコーチング研修などの導入)の強化を行いました。さらに、お客様が気兼ねなく個別簡単に注文でき るように、「タッチパネル」を2009年1月より順次導入したほか、2015年からはスマートフォンによるアプリの提 供を開始し、予約システムの提供や持ち帰り注文を気軽にできるサービスを展開いたしました。
「広告宣伝」への取り組みは、従来の販売促進方法は商品の美味しさ(ネタの良さ)に基づく口コミとチラシ配 布であり、知名度は限定的なものに留まっていたものを、ブランディングとPR戦略を実行し、スシローの企業理念 明確化、ブランド確立、知名度向上など様々な効果が発揮されました。2009年を「ブランド元年」とし、屋号を
「スシロー」に統一、ロゴを刷新し、ブランド・スローガンとして「うまいすしを、腹一杯。」を確立いたしまし た。店内では、スシローのこだわりを伝える様々な伝達ツール(ポスターや卓上POP)を作成及び浸透させ、対外 的には、新聞広告、雑誌記事、テレビCMなどによる広告宣伝活動を積極活用し始め、スシローの知名度向上及びブ ランド価値向上を図りました。2015年からは「これぞ、スシロー」を合言葉に寿司屋への原点回帰としてスシロー の店内調理の魅力を積極的に伝えるテレビCMを実施し、ブランド価値の更なる向上を実施しております。
「リスク管理」への取り組みにより、回転寿司では生鮮食品を扱うため、極めて重要な衛生管理をさらに徹底 し、管理監督者問題として店長のサービス残業などが外食業界で問題視された時期に改めて労務管理方法を見直す とともに、従業員の残業時間管理徹底のため、アラート機能の追加など更なる仕組みを構築いたしました。これら の成果は、店舗巡回の強化(衛生)、労働時間の見える化(労務)、リスク管理に関する研修の徹底(衛生及び労 務共通)、衛生管理・労務管理を店長の評価に直結させることなどの仕組みを導入した結果であります。
なお、MBOを実施し、上場廃止となった翌事業年度(2010年9月期)以降における経営成績等の推移は以下のと おりであります。2016年9月期より国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成してお り、2015年9月期のIFRSによる連結経営成績等をあわせて記載しております。
(単位:百万円)
回次
日本基準(単体)
前株式会社あきんどスシロー 株式会社あきんどスシロー
第3期 第4期 第5期 第1期 第2期 第3期
決算年月 2010年9月 2011年9月 2012年9月
2013年3月
(注)6
2013年9月
(注)6
2014年9月 売上高 81,917 99,822 111,305 29,340 61,802 125,943 売上総利益 41,261 50,043 55,918 14,887 31,768 64,360 営業利益 2,578 4,470 6,483 1,355 3,098 4,430 EBITDA(注)3 7,156 8,869 10,319 2,867 6,225 11,235
店舗数(店) 288 319 336 344 356 377
出店(店) 25 31 20 6 12 22
退店(店) 3 0 3 1 0 1
店舗当たり売上高
(注)5
296 329 340 - - 345
(単位:百万円)
回次
IFRS(連結) 株式会社スシローグローバル
ホールディングス 第1期 第2期 決算年月 2015年9月 2016年9月 売上収益 136,174 147,702 売上総利益 69,690 75,695 営業利益 6,888 7,509 EBITDA(注)4 10,777 12,267
店舗数(店) 418 450
出店(店) 40 39
退店(店) 5 7
店舗当たり売上高
(注)5
344 345
(注)1.2014年9月期までは単体ベースで記載し、2015年9月期以降は連結ベースで記載しております。 2.百万円未満を四捨五入して記載しております。
3.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+長期前払費用(敷金及び保証金)償却費+資産除去債務利 息
4.EBITDA=営業利益+その他の費用-その他の収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期前払 費用(敷金及び保証金)償却費
5.店舗当たり売上高は、株式会社あきんどスシローの売上収益(売上高)÷年平均店舗数にて算出しておりま す。また、2013年3月期及び2013年9月期は会計期間が1年に満たないことから記載を省略しております。 6.株式会社あきんどスシロー(旧CEILジャパン株式会社)の2013年3月期は2012年7月31日から2013年3月31
日までの8ヶ月1日間、2013年9月期は決算期変更のため、2013年4月1日から9月30日までの6ヶ月間と なっております。
なお、2013年3月期において、旧CEILジャパン株式会社は前株式会社あきんどスシローの吸収合併前は有価 証券の取得のほかに特段の事業活動を行っていなかったため、経営成績は前株式会社あきんどスシロー吸収 合併後の2013年1月1日から3月31日までとなっております。
また、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)は、経営成績の推移を把握するために、以下の算 式により算出されたEBITDA等を重要な経営指標として位置づけております。2010年9月期以降のEBITDA、過去2期 と2017年9月期第1四半期の調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益の推移は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
回次
日本基準(単体)
前株式会社あきんどスシロー 株式会社あきんどスシロー 第3期 第4期 第5期 第1期 第2期 第3期 決算年月 2010年9月 2011年9月 2012年9月
2013年3月
(注)1
2013年9月
(注)1
2014年9月 営業利益 2,578 4,470 6,483 1,355 3,098 4,430
(調整額)
+減価償却費 2,701 2,512 2,712 612 1,347 3,235
+のれん償却費 1,848 1,848 1,083 879 1,759 3,517
+長期前払費用(敷金及 び保証金)償却費
28 27 28 14 14 38
+資産除去債務利息 - 12 14 7 7 15
EBITDA(注)2、8 7,156 8,869 10,319 2,867 6,225 11,235
(単位:百万円)
回次
IFRS(連結) 株式会社スシローグローバル
ホールディングス
第1期 第2期 第3期第1四半期 決算年月 2015年9月 2016年9月 2017年9月
営業利益 6,888 7,509 2,140
(調整額)
+その他の費用 574 1,279 50
-その他の収益 △92 △195 △11
+減価償却費及び償却費 3,323 3,591 901
+長期前払費用償却費 33 37 8
+長期前払費用(敷金及 び保証金)償却費
51 46 11
EBITDA(注)3、8 10,777 12,267 3,098
(調整額)
+経営指導契約に基づく 経営指導料(注)4
142 118 26
+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失
- 215 6
調整後EBITDA
(注)5、8
10,920 12,600 3,131
(単位:百万円)
回次
IFRS(連結) 株式会社スシローグローバル
ホールディングス
第1期 第2期 第3期第1四半期 決算年月 2015年9月 2016年9月 2017年9月 当期(四半期)利益 3,784 3,164 1,466
(調整額)
+経営指導契約に基づく 経営指導料(注)4
142 118 26
+上場関連費用 - 253 39
+リファイナンスコスト 496 1,209 -
+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失(注)7
- 686 6
+調整項目の税効果調整 △233 △449 △16
調整後当期(四半期)利益
(注)6、8
4,189 4,981 1,521
(注)1.株式会社あきんどスシロー(旧CEILジャパン株式会社)の2013年3月期は2012年7月31日から2013年3月31 日までの8ヶ月1日間、2013年9月期は決算期変更のため、2013年4月1日から9月30日までの6ヶ月間と なっております。
なお、2013年3月期において、旧CEILジャパン株式会社は前株式会社あきんどスシローの吸収合併前は有価 証券の取得のほかに特段の事業活動を行っていなかったため、経営成績は前株式会社あきんどスシロー吸収 合併後の2013年1月1日から3月31日までとなっております。
2.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+長期前払費用(敷金及び保証金)償却費+資産除去債務利 息
3.EBITDA=営業利益+その他の費用-その他の収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期前払 費用(敷金及び保証金)償却費
4.経営指導契約に基づく経営指導料とは、当社とConsumer Equity Investments Limitedとの間のコンサルテ ィング契約に基づく報酬を意味します。
5.調整後EBITDA=EBITDA+経営指導契約に基づく経営指導料+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失 6.調整後当期(四半期)利益=当期(四半期)利益+経営指導契約に基づく経営指導料+上場関連費用+リフ
ァイナンスコスト+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失+調整項目の税効果調整
7.2016年9月期686百万円は、米国事業営業損失222百万円及び米国事業撤退関連損失(減損損失を含む)463 百万円であります。
8.EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益は国際会計基準により規定された指標ではなく、当社 グループが、投資家にとって当社グループの業績を評価するために有用であると考える財務指標でありま す。当該財務指標は、非現金支出項目及び経営指導契約に基づく経営指導料や上場後には発生しないと見込 まれる上場関連費用、毎期発生しないリファイナンスコストや全店舗の閉鎖を決定したSushiro U.S. Holdings Inc.関連損失等の非経常的な費用項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項 目、又は競合他社に対する当社グループの業績を適切に示さない項目)の影響を除外しております。 なお、EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期(四半期)利益は、当期(四半期)利益に影響を及ぼす項目の 一部を除外しており、分析手段としては重要な制限があることから、国際会計基準に準拠して表示された他 の指標の代替的指標として考慮されるべきではありません。当社グループにおけるEBITDA、調整後EBITDA及 び調整後当期(四半期)利益は、同業他社の同指標又は類似の指標とは算定方法が異なるために、他社にお ける指標とは比較可能でない場合があり、その結果、有用性が減少する可能性があります。
(7)非上場化による効果
当社は非上場化以降において、経営体制を革新させたほかスシローのブランド力向上に注力し、知名度向上及び ブランド価値向上を図りました。また、タッチパネルの導入によるIT化の促進やフライヤーの導入によるメニュー の拡充など、店舗への設備投資を積極的に実施したほか、お客様の満足度向上のために店舗リニューアルを実施す ることで店舗当たりの売上高を高めてまいりました。さらに、店舗開発体制及び仕入・商品開発体制の強化を実施 することで店舗出店能力の強化、購買力の強化を始め、新商品展開力の強化など組織能力の向上を実現いたしまし た。
また、当社が上場企業であった当時、株主への利益還元のため安定配当の維持、業績拡大を優先していたことか ら国内に年間30~40店舗の積極的かつ迅速な新規出店を行い、リスクを伴う積極的な海外展開や新業態への事業展 開は困難な状況にありました。しかし、非上場化したことで2009年度及び2010年度に不採算店舗の減損処理等を行 い、出店ペースをいったん落として戦略見直しを実行したほか、配当原資や内部留保を韓国等の海外展開やツマミ グイ等新業態への事業展開によってトライアンドエラーを実行するなど、スシローグループの価値向上に投資する ことが可能となり、業容拡大に貢献しました。
(8)再上場する目的、理由
このような様々な意思決定を行い、施策を行った結果、「スシロー」ブランドの再構築、組織力の強化と積極的 かつ迅速な新規出店を同時並行で行い、MBOの目的であった企業価値の向上を実現することができたものと考えて おります。
また、今後、更なる企業価値の増大、株主価値の向上を実現するために、都心型フォーマットの確立、新業態の 開発、M&A、海外進出等の中長期的な成長投資により、大型の資金需要が発生する可能性があります。当社グルー プの継続的な成長を実現するためには、これらの需要に対応できる機動的な資金調達の手段を確保することが重要 であり、また当社のブランド・社会的信用度の更なる向上、従業員の士気向上と優秀な人材の確保、適正な株価形 成と流動性を目指し、東京証券取引所への上場を予定しております。
なお、本書に関しましては、株式会社あきんどスシローが旧株式会社あきんどスシロー及び前株式会社あきんどス シローの業務を主たる業務として継続して行っているため、一連の継続企業として記載しております。また、必要に 応じて、旧株式会社あきんどスシロー、前株式会社あきんどスシローの表記を分けて記載しております。
1【主要な経営指標等の推移】 (1)連結経営指標等
回次
国際会計基準 第1期 第2期 決算年月 2015年9月 2016年9月 売上収益 (百万円) 136,174 147,702 営業利益 (百万円) 6,888 7,509 税引前利益 (百万円) 5,226 4,692 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 3,826 3,184 親会社の所有者に帰属する当期包括
利益
(百万円) 3,950 3,248 親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 46,712 24,922 資産合計 (百万円) 116,472 122,356 1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 665.99 892.43 基本的1株当たり当期利益 (円) 54.79 90.11 希薄化後1株当たり当期利益 (円) 54.29 85.86 親会社所有者帰属持分比率 (%) 39.9 20.0 親会社所有者帰属持分当期利益率 (%) 8.6 9.0
株価収益率 (倍) - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 6,972 15,215 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △4,980 △4,581 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △7,812 △5,854 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 3,394 8,149 従業員数
(人)
1,443 1,459
(外、平均臨時雇用者数) (14,492) (15,439)
(注)1.第2期よりIFRSに基づいて連結財務諸表を作成しております。なお、第1期のIFRSによる連結経営指標等を あわせて記載しております。
2.当社は、2015年3月31日に株式会社あきんどスシローを株式移転完全子会社とする単独株式移転により、株 式移転完全親会社として設立されましたが、株式移転前後で当社グループ全体の実態にかわりはないため、 IFRS移行日の連結財政状態計算書は、株式会社あきんどスシローの2014年10月1日現在の財政状態計算書を 引き継いで作成しております。また、第1期の連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書 及び連結キャッシュ・フロー計算書についても、株式会社あきんどスシローの2014年10月1日から2015年9 月30日までの損益及びキャッシュ・フローを取り込み作成しております。
3.売上収益には、消費税等は含まれておりません。
4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.第1期及び第2期のIFRSに基づく連結財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規 程」第204条第6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、新日本有限責任監 査法人の監査を受けております。
6.百万円未満を四捨五入して記載しております。
7.臨時雇用者数は、パートタイマー及びアルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を
( )内に外数で記載しております。
8.当社は、2016年12月22日付で普通株式590株を1株にする株式併合を実施しております。1株当たり親会社 所有者帰属持分、基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益については、第1期の期首に 当該株式併合が行われたと仮定して、当該株式併合後の発行済株式数により算定しております。
(2)提出会社の経営指標等
回次
日本基準
第1期 第2期 決算年月 2015年9月 2016年9月
営業収益 (百万円) 101 506
経常損失(△) (百万円) △1,008 △1,856 当期純損失(△) (百万円) △1,010 △2,492
資本金 (百万円) 100 100
発行済株式総数 (株) 27,458,920 27,458,920
純資産額 (百万円) 37,465 10,157
総資産額 (百万円) 70,500 64,797
1株当たり純資産額 (円) 534.99 359.36 1株当たり配当額
(円)
- -
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-)
1株当たり当期純損失金額(△) (円) △14.46 △70.54 潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額
(円) - -
自己資本比率 (%) 53.00 15.20
自己資本利益率 (%) - -
株価収益率 (倍) - -
配当性向 (%) - -
従業員数
(人)
19 27
(外、平均臨時雇用者数) (1) (1)
(注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失で あるため記載しておりません。
3.第1期及び第2期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。 4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。
6.第1期及び第2期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6項 の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、新日本有限責任監査法人の監査を受 けております。
7.当社は2015年3月31日設立のため、第1期は2015年3月31日から9月30日までの6ヶ月1日間となっており ます。
8.百万円未満を四捨五入して記載しております。
9.臨時雇用者数は、パートタイマー及びアルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を
( )内に外数で記載しております。
10.当社は、2016年12月22日付で普通株式590株を1株にする株式併合を実施しております。その結果、発行済 株式総数は、27,458,920株となっております。
11.当社は、2016年12月22日付で普通株式590株を1株にする株式併合を実施しております。1株当たり純資産 額及び1株当たり当期純損失金額については、第1期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、当該株 式併合後の発行済株式数により算定しております。
(参考情報)
前述の「はじめに」に記載のとおり、当社は2015年3月31日に単独株式移転により持株会社として設立され、 株式会社あきんどスシローを完全子会社とし、現在に至っております。
参考として、日本基準に基づいて作成された2012年9月期に係る前株式会社あきんどスシローの主要な経営指 標等並びに2013年3月期、2013年9月期、2014年9月期、2015年9月期及び2016年9月期に係る株式会社あきん どスシローの主要な経営指標等の推移は、次のとおりであります。
主要な経営指標等の推移
回次
日本基準 前株式会社あき
んどスシロー
株式会社あきんどスシロー
第5期 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期
決算年月 2012年9月
2013年3月
(注)8
2013年9月
(注)8
2014年9月 2015年9月 2016年9月
売上高 (百万円) 111,305 29,340 61,802 125,943 135,035 146,396
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 6,644 △3,941 2,532 3,413 2,205 5,506
当期純利益又は当期純損失(△) (百万円) 1 △3,894 730 648 △93 2,369
持分法を適用した場合の投資利益 (百万円) - - - - - -
資本金 (百万円) 5,801 20,600 20,600 20,600 100 100
発行済株式総数 (株) 7,200 41,200,762,837 41,200,762,837 41,200,762,837 41,200,762,837 41,200,762,837
純資産額 (百万円) 10,989 37,020 37,695 38,319 36,140 36,159
総資産額 (百万円) 24,531 95,809 95,633 93,803 87,266 90,975
1株当たり純資産額 (円) 1,526,212.02 0.90 0.91 0.93 0.88 0.88
1株当たり配当額
(円)
- - - - 0.05 0.06
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (0.05) (0.06)
1株当たり当期純利益金額又は 1株当たり当期純損失金額(△)
(円) 71.32 △0.13 0.02 0.02 △0.00 0.06
潜在株式調整後1株当たり当期純 利益金額
(円) - - - - - -
自己資本比率 (%) 44.80 38.61 39.39 40.81 41.41 39.75
自己資本利益率 (%) 0.00 - 1.96 1.71 - 6.55
株価収益率 (倍) - - - - - -
配当性向 (%) - - - - - -
従業員数
(人)
1,083 1,056 1,182 1,325 1,405 1,407
(外、平均臨時雇用者数) (12,262) (12,750) (12,858) (13,594) (14,336) (15,259)
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.前株式会社あきんどスシロー及び株式会社あきんどスシローは連結財務諸表を作成しておりませんので、連 結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については、記載しておりません。
3.2012年9月期については、前株式会社あきんどスシローに係る数値、2013年3月期以降については、株式会 社あきんどスシローに係る数値を記載しております。また、当該各数値については、株式会社東京証券取引 所の「有価証券上場規程」第204条第6項の規定に基づく監査は受けておりません。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、2012年9月期、2013年3月期、2013年9月期及び 2014年9月期は、潜在株式は存在するものの、前株式会社あきんどスシロー及び株式会社あきんどスシロー の株式は非上場であり期中平均株価が把握できないため、2015年9月期及び2016年9月期は潜在株式が存在 しないため記載しておりません。
5.2013年3月期及び2015年9月期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため、記載して おりません。
6.株価収益率については、前株式会社あきんどスシロー及び株式会社あきんどスシローの株式は非上場である ため、記載しておりません。
7.2012年9月期、2013年3月期、2013年9月期及び2014年9月期の配当性向については、配当を実施していな いため、記載しておりません。2015年9月期の配当性向については、1株当たり当期純損失金額を計上して いるため記載しておりません。
8.株式会社あきんどスシロー(旧CEILジャパン株式会社)の2013年3月期は2012年7月31日から2013年3月31 日までの8ヶ月1日間、2013年9月期は決算期変更のため、2013年4月1日から9月30日までの6ヶ月間と なっております。
なお、2013年3月期において、旧CEILジャパン株式会社は前株式会社あきんどスシローの吸収合併前は有価 証券の取得のほかに特段の事業活動を行っていなかったため、経営成績は前株式会社あきんどスシロー吸収 合併後の2013年1月1日から3月31日までとなっております。
9.百万円未満を四捨五入して記載しております。
10.臨時雇用者数は、パートタイマー及びアルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を
( )内に外数で記載しております。
2【沿革】
前述の「はじめに」に記載のとおり、当社の前身は株式会社すし太郎(旧株式会社あきんどスシロー)でありま す 。 C EI Lジ ャ パ ン 株 式 会 社 ( 現 株 式 会 社 あ き ん ど ス シ ロ ー ) は 、 20 12 年 7 月 3 1日 に 設 立 さ れ 、 株 式 会 社 す し 太 郎
(旧株式会社あきんどスシロー)の事業 を承継した形式上の存続会 社である 前株式会社あきんどスシローを2012年 9月28日に子会社化 しました。その後、CEILジャパン株式 会社を存続会社、同社を消滅 会社とする合併を2013年1 月1日に行い、同日付で当社の商号を株式会社あきんどスシローに変更しております。その後、株式会社あきんど スシローは、2015年3月31日に単独株式移転により、株式会社あきんどスシローホールディングスを設立し、持株 会社体制 に移行、 2015年10月1日付で商号を株式 会社スシローグローバルホールディングスに変更し、現在に至っ ております。
そこで 、以下では、株式会社すし太郎の設立から、CEILジャパン株式会社(現株式 会社あきんどスシロー )によ る前株式 会社あきんどスシローの吸収合併、持株 会社体制移行を経た現在 に至る沿革を記載しております。また、 株式会社すし太郎の設立から東京証券取引所市場第二部の上場廃止までと、当該上場廃止から現在 に至るまでの2 つに表を分けております。
(株式会社すし太郎(旧株式会社あきんどスシロー)の設立から公開買付けによる上場廃止まで)
年月 事項
1984年10月 株式会社すし太郎(本社:大阪府豊中市、代表取締役:清水義雄)を設立。店名を「すし太郎」 として豊中市に1号店を出店。
1991年10月 株式会社すし太郎の出店方針を直営店主体に切り替え、神戸市須磨区落合に往復ベルトコンベ ア方式の第1号店となる落合店を出店。
1995年12月 株式会社すし太郎の加工場を宝塚安倉店隣接地に併設。
1996年9月 株式会社すし太郎が、1皿100円均一の第1号店となる高司店を兵庫県宝塚市に出店。 1999年8月 株式会社すし太郎を存続会社とし、株式会社すし太郎(清水義雄氏の実弟である清水豊氏が代表
取締役である会社)と合併。
2000年12月 商号を株式会社あきんどスシロー(旧株式会社あきんどスシロー)に変更。大阪府摂津市鶴野 に本社を移転し、新加工場及び倉庫を本社内に統合併設。
2001年9月 東京都葛飾区及び福生市に出店し、関東エリアに進出。 2002年7月 名古屋市熱田区に出店し、中部エリアに進出。
2003年9月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 2003年11月 関東エリアの配送業務を外部へ委託。 2004年2月 本社内の加工場を全面廃止。
2005年2月 大阪府吹田市に本社機能移転。 2006年4月 大阪府吹田市に本店登記移転。
2006年9月 岡山県岡山市に出店し、中国エリアに進出。
2007年8月 株式会社極洋及びユニゾン・キャピタル・グループと戦略的業務提携。 2008年1月 徳島県徳島市に出店し、四国エリアに進出。
2008年4月 宮城県石巻市に出店し、東北エリアに進出。 2008年4月 熊本県菊池郡菊陽町に出店し、九州エリアに進出。 2008年7月 札幌市手稲区に出店し、北海道エリアに進出。
2008年9月 エーエスホールディングス株式会社による旧株式会社あきんどスシロー株券等に対する公開買 付けを開始。
2008年11月 エーエスホールディングス株式会社による旧株式会社あきんどスシロー株券等に対する公開買 付けを完了。(発行済普通株式の65.19%及びすべての新株予約権を保有し、これにより旧株式 会社あきんどスシローを子会社化。)
2009年2月 エーエスホールディングス株式会社を存続会社、旧株式会社あきんどスシローを消滅会社とす る吸収合併契約を臨時株主総会で決議。
2009年4月 東京証券取引所市場第二部の上場を廃止。
(旧株式会社株式会社あきんどスシローの公開買付けによる上場廃止以降、現在に至るまで)
年月 事項
2009年5月 エーエスホールディングス株式会社が旧株式会社あきんどスシローを吸収合併し、株式会社あ きんどスシロー(前株式会社あきんどスシロー)に商号を変更。
2011年4月 韓国ソウル市に子会社、SUSHIRO KOREA,INC.(連結子会社)を設立。
2012年9月 CEILジャパン株式会社がユニゾン・キャピタル・グループ等の保有する前株式会社あきんどス シロー株式全株を取得し、子会社化。
2013年1月 CEILジャパン株式会社が前株式会社あきんどスシローを吸収合併し、株式会社あきんどスシロ ーに商号を変更。
2015年3月 株式会社あきんどスシローホールディングスを株式移転により設立、持株会社体制へ移行。 2015年9月 沖縄県浦添市に出店し、沖縄エリアに進出。
2015年10月 株式会社あきんどスシローホールディングスの商号を株式会社スシローグローバルホールディ ングスに変更。
2015年10月 大阪府吹田市に株式会社スシロークリエイティブダイニング(連結子会社)を株式会社あきん どスシローから新設分割により設立。株式会社スシロークリエイティブダイニングが発行する 全株式を株式会社あきんどスシローから株式会社スシローグローバルホールディングスに株式 譲渡。
2016年4月 米国で寿司関連の和食レストランを展開するCEI US Holdings Corporation(現Sushiro U.S. Holdings Inc.)の全株式を取得し、子会社化(連結子会社)。
2016年9月 都心型店舗の1号店となるSUSHIRO南池袋店を開店。
2016年10月 米国事業を展開するSushiro U.S. Holdings Inc.が運営する2店舗を閉店。
3【事業の内容】
当社は、持株会社として当社グループの経営方針策定・経営管理を担当しており、当社グループは、当社及び連結 子会社9社で構成され、直営方式による回転すし店のチェーン展開を主たる事業としております。
当社グループは、事業の種類として「すし事業」の単一セグメントを報告セグメントとしております。
当社グループは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を使命として、国内では「スシロー」ブ ランドにて直営方式による回転すし店を中心に展開し、海外では韓国で直営方式による回転すし店を展開しておりま す。
「スシロー」の競争力の源泉は、仕入、店内調理、そしてITシステムの活用であります。仕入においては、コスト をかけ、より良い食材を使用し、鮮魚仕入のノウハウ・スキルや規模を活かした価格交渉力を用いながら、供給業者 との直接取引関係を用いて実施しております。また、セントラルキッチンを経由しない店内調理を実施しており、研 鑽を積んだ従業員(パートタイマー及びアルバイトを含みます。)が店内調理を担当、体系化された研修制度や従業 員の定着により、店内調理ノウハウを蓄積しております。さらに、ITシステムを活用した接客・サービスに寄与する 効率的な店舗運営を実施しており、ICチップ内蔵の皿を用いたビッグデータ分析のほか、タッチパネル注文システム により、注文を受けてから出来立ての寿司を提供する仕組みなどを導入しております。
これらの競争力を活かすことで、スシローは食材の質へこだわりつつ店内調理を行いながら、食の安全に徹底した うまいすしを提供し、原則1皿100円+税のお手頃価額とITシステムを活用した効率的なオペレーションでお客様に 腹一杯になっていただき、店舗や接客・サービス等で顧客満足度を高めることで心も一杯になっていただくことで当 社の使命を果たしております。
当社グループの事業の系統図は以下のとおりであります。
なお、本書提出日現在、連結子会社である株式会社スシロークリエイティブダイニング及びSushiro U.S. Holdings Inc.は店舗営業を行っておりません。
(事業系統図)
4【関係会社の状況】
名称 住所 資本金
主要な事 業の内容
議決権の所 有割合又は 被所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
株式会社あきんどスシロー
(注)1、2
大阪府吹田市 100百万円 すし事業
(所有) 100.0
当社からの役務提供 資金の貸付
役員の兼任 3名 SUSHIRO KOREA,INC.
(注)2
韓国ソウル市 4,000百万ウォン すし事業
(所有) 92.5
当社からの役務提供 役員の兼任 2名 株式会社スシロークリエイ
ティブダイニング
(注)2
大阪府吹田市 10百万円 すし事業
(所有) 100.0
当社からの役務提供 役員の兼任 2名 Sushiro U.S. Holdings
Inc.(注)2
米国デラウェア州 7百万米ドル すし事業
(所有) 100.0
当社からの役務提供 役員の兼任 2名
その他5社
(注)1.株式会社あきんどスシローについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占 める割合が10%を超えておりますが、セグメントの売上高に占める当該連結子会社の売上高の割合が90%を 超えるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.当社の過半数の株式を所有するConsumer Equity Investments Limitedは企業会計基準適用指針第22号「連 結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」16項(4)の規定により、連結財 務諸表規則に基づく親会社には該当しません。なお、当社が採用するIFRSにおいては、当該会社が直近上位 の親会社となります。
4.本書提出日現在、連結子会社である株式会社スシロークリエイティブダイニング及びSushiro U.S. Holdings Inc.は店舗営業を行っておりません。
5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況
2017年1月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
すし事業 1,430 (15,783)
合計 1,430 (15,783)
(注)1.当社グループはすし事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。 2.従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー及びアルバイト)は、最近1年間の平均人員
を1日8時間換算で( )内に外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
2017年1月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
42(2) 42 1.0 8,274,618
(注)1.当社はすし事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。
2.従業員数は、就業人員(当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む。)であり、臨時 雇用者数(パートタイマー及びアルバイト)は、最近1年間の平均人員を1日8時間換算で( )内に外数 で記載しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.従業員数が、2016年9月30日現在の27人に比べて15人増加しておりますのは、主として子会社から当社へ品 質管理部門を移管したことによるものであります。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しており特記すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】 (1)業績
第2期連結会計年度(自 2015年10月1日 至 2016年9月30日)
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策を背景に、企業収益や雇用情勢の改 善など全体としては緩やかな景気回復基調にあるものの、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気の下 振れに加え、英国のEU離脱問題により金融・資本市場への影響が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状 況にあります。
外食業界におきましては、緩やかな景気回復に伴い、高価格帯商品への消費者志向の変化が一部で見られたもの の、全般的には消費者の節約志向が依然として強く、また、食料品や日用品の相次ぐ値上がり等が重荷となり、消 費支出が低迷しております。加えて、人手不足による人件費の増加や業種・業態を超えた競争の激化など厳しい経 営環境で推移しました。
このような状況の中、当社グループでは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を使命とし て、美味しいすしを通じてより多くの皆さまに驚きと感動を感じて頂きたいという願いに基づき、商品開発、店内 調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んでまいりました。
また、店舗開発につきましては、39店舗出店、7店舗退店したことにより、当連結会計年度末の店舗数は、国内 442店舗、海外8店舗の合計450店舗となりました。なお、米国事業を展開するSushiro U.S. Holdings Inc.は2016 年9月に事業を撤退しており、当連結会計年度において、撤退関連費用を計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益147,702百万円(前連結会計年度比8.5%増)、営業利益7,509 百万円(前連結会計年度比9.0%増)、税引前利益4,692百万円(前連結会計年度比10.2%減)、親会社の所有者に 帰属する当期利益3,184百万円(前連結会計年度比16.8%減)となりました。
EBITDAは12,267百万円、調整後EBITDAは12,600百万円、調整後当期利益は4,981百万円となりました。
(注)1.EBITDA=営業利益+その他の費用-その他の収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期 前払費用(敷金及び保証金)償却費
2.調整後EBITDA=EBITDA+経営指導契約に基づく経営指導料+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失 3.調整後当期利益=当期利益+経営指導契約に基づく経営指導料+上場関連費用+リファイナンスコスト
+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失+調整項目の税効果調整
4.経営指導契約に基づく経営指導料とは、当社とConsumer Equity Investments Limitedとの間のコンサ ルティング契約に基づく報酬を意味します。
第3期第1四半期連結累計期間(自 2016年10月1日 至 2016年12月31日)
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国大統領選後の円安・株高傾向や雇用・所得環境の改善な ど、景気は緩やかな回復基調にあるものの、新政権による米国経済の先行きや中国経済の減速、欧州の政治リスク などの懸念もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、消費者の節約志向が続く中、価格競争力の強いファーストフード、低価格のファミリ ーレストランが堅調さを持続している一方で、その他のファミリーレストランや居酒屋は低迷が続いております。 また、業種・業態の垣根を越えた顧客獲得競争がさらに激化しており厳しい経営環境で推移しました。
こ のよ うな 状 況の 中、 当 社グル ー プで は 、 「う ま いす しを、 腹一 杯。 うま いす し で、 心も 一杯 。」 を 使 命と し て、美味しいすしを通じてより多くの皆さまに驚きと感動を感じて頂きたいという願いに基づき、商品開発、店内 調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んでまいりました。
また、店舗開発につきましては、10店舗出店、2店舗退店したことにより、当第1四半期連結会計期間末の店舗 数は、国内451店舗、海外7店舗の合計458店舗となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益38,408百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益 2,140百万円(前年同期比4.4%増)、税引前四半期利益2,113百万円(前年同期比17.7%増)、親会社の所有者に 帰属する四半期利益1,467百万円(前年同期比22.9%増)となりました。
また、EBITDAは3,098百万円、調整後EBITDAは3,131百万円、調整後四半期利益は1,521百万円となりました。
(注)1.EBITDA=営業利益+その他の費用-その他の収益+減価償却費及び償却費+長期前払費用償却費+長期 前払費用(敷金及び保証金)償却費
2.調整後EBITDA=EBITDA+経営指導契約に基づく経営指導料+Sushiro U.S. Holdings Inc.関連損失 3.調整後四半期利益=四半期利益+経営指導契約に基づく経営指導料+上場関連費用+Sushiro U.S.
Holdings Inc.関連損失+調整項目の税効果調整
4.経営指導契約に基づく経営指導料とは、当社とConsumer Equity Investments Limitedとの間のコンサ ルティング契約に基づく報酬を意味します。
(2)キャッシュ・フロー
第2期連結会計年度(自 2015年10月1日 至 2016年9月30日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,755百 万円増加し、8,149百万円(前連結会計年度比140.1%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、15,215百万円(前連結会計年度比118.3%増)となりました。
これは主に、税引前利益4,692百万円、減価償却費及び償却費3,591百万円を計上したこと、営業債務の支払サ イトの見直し等による営業債務及びその他の債務の増加が5,840百万円、法人所得税の還付額が438百万円あった 一方で、利息の支払額が1,097百万円、法人所得税の支払額が1,980百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、4,581百万円(前連結会計年度比8.0%減)となりました。
これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出が3,011百万円あったこと等によるものであり ます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、5,854百万円(前連結会計年度比25.1%減)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入が78,748百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が57,916百万 円、自己株式の取得による支出が25,037百万円あったこと等によるものであります。
第3期第1四半期連結累計期間(自 2016年10月1日 至 2016年12月31日)
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 1,178百万円減少し、6,971百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、1,976百万円(前年同期比49.6%減)となりました。
これは主に、税引前四半期利益2,113百万円、減価償却費及び償却費901百万円の計上、店舗の増加に伴う営業 債務及びその他の債務の増加が767百万円あった一方で、棚卸資産の増加が446百万円、利息の支払額が69百万 円、法人所得税の支払額が842百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,512百万円(前年同期比47.8%増)となりました。
これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出が1,296百万円あったこと等によるものであり ます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,653百万円(前年同期比22.7%増)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出が1,377百万円あったこと等によるものであります。
(3)IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と連結財務諸表規則(第7章及び第8章を除く。)により 作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項
(のれん及び無形資産)
のれんの会計処理について、日本基準では一定期間にわたって均等償却をしておりますが、IFRSでは識別可能 な資産をのれんとは区別して認識するとともに、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産を非償却としてお ります。
この結果、IFRSでは日本基準に比べて、前連結会計年度及び当連結会計年度の連結損益計算書の「販売費及び 一般管理費」がそれぞれ3,517百万円減少しております。